【すまいるであった出来事】
86歳男性、院内の椅子にてホットパックを膝に当てている時に
意識を失い(半分目を開けて白目を向いて問いかけに応答がまったく無い)
そして高いびきをし始めました。
さあ君達ならどうしましたか?
これから書く内容は、施術者としてではなく人として当たり前のように知っておかなければ
いけない事だ!と言うよりも国家資格を保有している者は当たり前、自動車免許を持っているものも出来て当たり前の事である。
まず、私は大きな声で耳元で問いかけをしたがまったく反応は無い
自分は一瞬にして自分の顔面から血の気が引いた。
しかし、ここで自分が冷静にならなければこの人の生命危機リスクは限りなく「死」に近づくと思ったので一呼吸おいてから橈骨動脈を図る。
しかしこの場合において極度の緊張感から通常の人ならば相手の橈骨動脈が正しく脈打っているのか自分の指が脈打っているのか判断しづらい。
そんな時は胸に耳を当てて心音を聞くのが一番である。
※決して頸動脈など探そうと思うな!
次に呼吸をしているかの確認だが近くにティッシュがあったら顔に乗せ呼吸をしているのかを
確認する事が出来る。
この患者さんの場合、脈もあり、呼吸もあったのでだが、脳梗塞が疑われるので
大山先生に救急車を手配してもらい、奥澤先生にその患者さん宅に連絡を入れてもらう
その後、大山先生と2人で患者さんを椅子から下ろし床に寝かせ心停止が無いか
胸に手を当て続けながらひたすら名前を呼び続けた。
それから、2分ぐらい過ぎたであろうか(私にとっては一時間くらいに感じたが)
患者さんの口から弱い声でモゴモゴ言ってきたので
色々な質問をしてみた。1年くらい通院している患者さんなので昔、下駄などを作っていた
職人である事を把握していたので「雪駄を僕に作って下さいよ!」と言うと患者さんから
強い口調で「もう作らんよ!」との問が帰ってきました。
そうして、しつこく話しかけているうちに救急車が到着し、病院に運ばれていきましたが
意識はしっかりとしていた。
今回は、無事に三途の川を渡らずに戻って来れましたが、私は以前に目の前で
息を引き取る瞬間を目撃しました。
しかも、私の手がその人の胸にある時に、必至で心臓マッサージをしました。
なんせ、私が諦めたらその場で人一人の命が尽きるのです。
救急救命士が到着するまで心臓マッサージを続けましたがその人は
その後、助細動装置(電気ショック)により弱く動き出したが
搬送先の救急病院で息を引き取りました。
私の経験を書きましたが、救急救命の心得の無いものは車に乗るな!バイクに乗るな!白衣を着るな!外に出るな!
皆は、自動車免許を保有していると思うので全員が手順を把握していると思いますが
改めて教科書等で復習しておくように!
※一生に1回!経験するかしないか分からないが、緊急事態に冷静に動ける人になろう!
すまいる整骨院HP:http://cantop.jp/smile/